建設用語小辞典

中央混合所方式(ちゅうおうこんごうしょほうしき)

意味

コンクリートの練り混ぜで、工事現場の近くに計量と練り混ぜの設備を設けて練る方式です。作業が容易で能力もあるのに運搬距離が制限されるということです。これに対する言葉が中央計量現場練り混ぜ方式で、しっかりした計量機のあるプラントで材料を計量してダンプトラックで運搬し現場のミキサで練るものです。運搬中にコンクリートが分離したりせず、管理が容易だとされていますが、機械設備が大きくなり、現場の余裕幅や余分の労力が必要ということで、近くに普通は生コン工場があれば、生コンを用いるか中央混合方式が採用されるようです。似た言葉で中央プラント混合方式というのがあります。これは路盤材料の混合について路上混合方式に対して、現場ではない中央プラントで材料を計量混合して現場に運ぶもので、混合が均一にでき、含水比(自然含水比(しぜんがんすいひ)参照)の調節の管理などが容易ですが、設備が余分に必要になり、大規模工事で採用されます。

英語

central plant mixing system

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