建設用語小辞典

タイバー

意味

コンクリート舗装版の突合わせ目地、またはめくら目地をまたいで連結するように埋設する鉄棒です。スリップバーとは異なり、すべらないようになっています。スリップバーよりはちょっと細めの直径22mmくらいの異形鉄筋で、長さは1mくらい間隔も1mくらいです。このくらいの鉄筋量だと、タイバーを用いた目地では、の収縮は拘束しますが、夏場などのにコンクリート版の上下で温度差ができて、そり返るときにここで折れ曲がるので余分な拘束力を逃がすそり目地としての働きがあります。コンクリート舗装の縦目地はタイバーで繋ぎます。タイバーは先に打設する方のコンクリート版に半分を埋め込んで置くのですが、それだと型枠に穴を空けたり、施工中にバーが曲がったりしますが、ねじつきタイバーというのがあって、先に打設する方にナット付きのバーを埋め込んでおいて、残りの半分は型枠をとりはずしてからねじ込むようになっています。

英語

tie bar

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