建設用語小辞典

シアピン

意味

シアピン

建設用語というわけでもありませんが、除雪機械は雪で覆われた道路を目見当で見分けて除雪しますので、時に縁石(えんせき)にぶち当てたりします。そのとき、駆動する力が大きすぎると千切れるボルトがあって機械の損傷をボルト何本かにしようというものです。シャーピンとかシヤピンとか呼ばれるようです。ところで、道路の案内標識などにもこれが使われています。支柱を含めた設計はほとんど風で決まります。風速50mなどという風にまともに対抗すると、支柱がばかでかくなります。そこで滅多にない風が吹いたときは、下端部の取り付けボルトにシアピンを使って切れるようになったのがあります。切れたあとはぷらんぷらんと、風を受け流すというものです。落下はしないようになっています。そのままでは具合が悪いので風が無くなっても案内板が少し傾くようになっていて、点検パトロールが容易に発見できるようになっています。

英語

shear pin

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