建設用語小辞典

軽量骨材(けいりょうこつざい)

意味

あまり強度の必要のない場所に使う、軽くて見かけは一応コンクリートという軽量コンクリートというのがあります。要するに軽い軽量骨材を使うわけです。天然のものでは軽石があります。昔は石炭の燃えがら、つまり炭殻とか石炭殻を骨材にしてアッシュコンクリートとかシンダーコンクリートなどが作られていました。現在は石炭灰、こちらは粉ですが、それと粘土や頁岩(けつがん)と混ぜて焼成して作られるものが多いようです。よく用いられるのは屋上の防水シートが紫外線で劣化するのを防ぐために 5cm位の軽量コンクリートの板を載せるものです。押さえ工法と呼ばれますが、押さえるのは目的ではなさそうです。軽量コンクリートにも規格があります。軽量1種の強度は 21 - 36N/mm2に、軽量2種で21 - 27N/2になっています。

英語

lightweight aggregate

ページトップへ戻る