建設用語小辞典

斜線制限(しゃせんせいげん)

意味

隣地、面する道路がうっとうしくならないように、建物の高さを制限するもので、道路に面している側は、建物の陰がある太陽の角度のときに道路幅内におさまるかチェックします。図面では道路斜線というのを描いて道路幅におさまるかチェックするわけです。隣地の場合は隣地との間に高い壁があると考えて、ある太陽の角度のとき、建物の陰がその高さより高くならなければいいというものです。図面では隣地斜線を描きます。このある太陽の角度、ある高さというのが用途地域(ようとちいき)によって違うわけです。住専とか住居地域だとその角度は、水平 1に対して垂直 1.25、商業地域とか工業地域だと 1:1.5と言う具合に傾斜が急になります。隣地斜線は住専とか住居地域だと道路斜線と同じ角度ですが、商業地域とか工業地域では 1:2.5という具合になります。

英語

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