建設用語小辞典

容積設計法(ようせきせっけいほう)

意味

この用語は正式なものではありません。SUPERPAVEの新しいアスファルト混合物の設計法に、私が、日本語で言うとすれば、と勝手につけた名称です。要はアスファルト量を決めるのに、まず、骨材(こつざい)だけを締め固めると空隙が残りますが、その空隙をアスファルトと空気で埋めるという極く単純な考え方でアスファルト量を決める方法のことです。空隙率は0ではまずい、4%くらいが良いというのがSUPERPAVE以前からの定説です。なぜかははっきりしませんが、多分、荷重を受けたときに緩衝作用をするのでしょう。とにかく、経験的にあまりに空隙が少ないとわだち掘れが生じやすいことが知られています。

英語

volumetric mix design procedure

ページトップへ戻る