建設用語小辞典

先鳴り(さきなり)

意味

制御発破発破するとき、予定より先に鳴る(爆発)することです。予定より後に鳴るのは後鳴りということになります。2個以上の爆薬がほとんど同時に爆発するのを合鳴りといいます。発破したのに音だけ鳴って岩石が崩れないのは空鳴りです。予定通りに鳴らないと、効率が悪くなり、不発があったりすると、あとの作業が危険になります。不発がないように雷管どうしの結線について導通確認をし、全体の結線に漏れがないか、結線の種類ごとの抵抗、雷管の抵抗などから計算した抵抗値が実測と合っているか確認します。その前ですが、工事で使用する照明、機械などからの漏洩電流がないかチェックする必要があります。暴発の恐れがありますから。

英語

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