建設用語小辞典

ラベリング摩耗量

意味

ラベリング摩耗量

舗装表面がタイヤチェーンやスパイクタイヤにより表面が荒れて骨材が離脱するのををラベリングと言い、タイヤを模した試験機(ラベリング試験器)でタイヤチェーンを打ち付けて試験したときのすり減り量をラベリング摩耗量と言い、すり減って凹んだ部分の断面積で表します。ところで、すり減りを表す横文字言葉がいくつかあります。ラベリングというのは交通によって表面が破砕されて、減るものです。フレッティングというのもアスファルト舗装の骨材が取れて小穴が空くことですが、こちらは主たる原因は風化ということのようですが、ラベリングと同じ意味に用いられることもあるようです。ロサンゼルス試験によるすり減りは、アブレージョンということで、こちらはこすれ、あるいは紙やすりを掛けてすり減る感じでしょう。あるいはプラントでの混合中のすり減りということになるでしょう。ポリッシングというのは、磨くという感じでしょう。あるいは交通によるすり減りという感じでしょう。

英語

ravelling loss

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