建設用語小辞典

ブレーキ

意味

測量関係でブレーキという言葉が使われます。道路などの長いものを測量するときには、20mなどに区切って測点を設け、起点から番号をつけて、測点ごとに横断形状の測量をするわけですが、何らかの事情で線形を変えると、延長がわずかに変わって以降の測点がずれることになります。とはいえ、測点を実際に変えて測量をやり直したりするのも馬鹿げています。そこで、元々の線形に戻ったところで、測点にブレーキをかけるという(入れると言うようです。)か、この測点と次の測点の間は20mではなくて、20.42 mをブレーキ +0.42mと図面に記載してごまかします。こうしますと測点番号から正確な距離が分からなくなりますので好ましくはないでしょうが、やむを得ない処置です。これが英語で breakなのか知りません。多分そうでしょう。英語では break pointというのはあります。これは線形が直線から円に変わるBCETCなど、変わり目のことを総称して言います。

英語

ページトップへ戻る